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6.16 希少野生植物鑑賞会

去る6月16日(金)に「西但馬の自然を考える会」(新温泉町、香美町内で植物観察やクモ類を含めた昆虫観察、海の生き物観察等幅広い活動を行っており、その自然観察の専門ガイドを有しておられる団体です)主催で、希少植物の鑑賞会が行われました。会の山本会長様をはじめとして、講師の中澤様を含めて4名の会員の皆様にもご協力いただきました。希少とは植物群落を、貴重性評価として、Aランク(消滅の危機に瀕しているものや貴重性の程度が最も高いもの)、Bランク(Aランクに準ずるもので、消滅の危険性が増大しているものや、貴重性の程度の高いもの)、Cランク(Bランクに準ずるもので、今後消滅の危険性が高まるおそれのあるものや、貴重性の程度がやや高いもの)に分類したもので、何年か周期で見直しがあるそうです。ゆっくり歩きながら、草むらをかき分けると、貴重な黄色い小さな花(写真:ハマニガナ→Cランク)だったり、キノコが生えていたり、小さなクモがいたりと、なかなかの世界が広がっていて、私個人は17種類の植物を確認することができました。諸寄の海同様に、普段はあって当たり前に目にする光景の中に、貴重なものがあることは、また一つ諸寄の自慢になると思いました。講師の中澤様が、諸寄の浜を岡の浜ではなく、「雪の白浜」として残していくことを力説していただいたことは、諸寄住民として、力強い援護をいただいたような気がしました。末筆ながら、会長さんのクモの話もたいへん興味深く、植物の専門知識がなくても楽しんで参加できる雰囲気づくりをしていただいた会の皆様に深く感謝申し上げます。

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