江戸時代から続く
麒麟獅子舞を知る

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麒麟獅子舞とは

鳥取市を中心とした鳥取県東部から
兵庫県北西部にかけて分布する獅子舞です。
各地域の春夏秋の神社祭礼で多く行われますが
初午や正月に行う地域もあります。

麒麟獅子舞の始まりと現在

江戸時代

麒麟獅子舞の始まりは、江戸時代初めに鳥取藩初代藩主池田光仲が鳥取東照宮の祭礼に【獅子舞(赤い短い獅子頭)と猩々(しょうじょう)】がセットで登場し、江戸時代中頃、獅子頭が「麒麟」を思わせる姿になり、各地の限られた神社に広まりました。
そして、明治時代に「麒麟獅子」と呼ばれるようになり、さらに広まったといわれています。

そして令和へ

但馬地域では、創始時期こそ異なるものの10箇所で伝承されており令和2年3月16日に国指定重要無形民俗文化財へ登録されました。

麒麟獅子舞の演舞

麒麟は、面長で頭部に角が生えており直立した耳、そして頭全体が金色の獅子頭を用いた2人立ちの獅子舞です。
猩々(しょうじょう)は、麒麟のあやし役として存在しています。
そして麒麟獅子舞の演舞では、太鼓・鉦(銅拍子)・笛などの囃子が盛り上げます。