北前船主の利益
桁違いの高収入
桁違いの高収入
北前船主の利益は、江戸時代末期、1艘の船でおよそ1千両。(加賀)
一航海で稼ぐ利益【文久3年(1863年)酒谷家「幸長丸」の場合】
105両(下りの利益)+932両(上りの利益)-217両(船中雑用)
=822両 (現在価格 8,220万円)
※換算1両=約100,000円
文久4年(1864年)6隻所有の酒谷家「幸貴丸」の場合
年収 2,044両
現在価格 2億440万円
※換算1両=約100,000円
明治31年(1898)石川県の申告所得調べによると
温泉旅館の最高所得者・・・326円
有名医師・・・800円
有名呉服商 ・・・400円
西出孫左衛門(橋立町)・・・3,239円
久保彦兵衛(橋立町)・・・2,440円
酒谷長平(橋立町)・・・2,230円
北前船主大家七平(瀬越町)・・・26,500円
北前船主は他の職業と比べ物にならないほどの高収入でした。