知っていますか?紅梅と白梅の秘密
雪が積もる中に、白い花を咲かせた梅の花を見つけました。梅は春告草と言われ、まだ1月ですのに春が近づいているなぁという感じがしました。梅の花で真っ先に思い浮かぶのは紅梅と白梅、その名のとおり「紅」と「白」で花の色が違います(そんなの当たり前⁉)が、実は紅梅と白梅は花の色で区別しているのではなく、木の幹の断面がピンクのような淡い紅色をしているのが紅梅、白っぽい色をしているのが白梅と、この木の幹の断面の色で決められているのです。つまり木材にしたとき、赤い(茶色が濃い)材が採れるのが紅梅、白い材が採れるのが白梅ということです。ですから、白い花が咲く「紅梅」や赤い花が咲く「白梅」もあるのです(ややこしい((+_+))。外観からは判断できませんが、紅梅は新梢が赤っぽく、白梅は緑っぽい傾向があります。あわてて、写真の開花した梅の花の梢を見てきましたら、緑っぽい色でしたので「白梅」だろうと思います。つまり冒頭の白い花を咲かせた梅の花は白梅ということです。要は見かけだけで判断してはいけないということでしょうか?それにしても例年(昨年2月13日)よりかなり早く咲いているような気がします。やはり、雪が降ろうとも暖冬なのかもしれませんね。
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